地方フルリモートで働くエンジニアの1日|30代子育て中パパの実例

地方に住みながらフルリモートでエンジニアをしている34歳、kanecoです。 妻と娘とトイプードル1匹で暮らしています。

「地方フルリモートのエンジニアって実際どんな1日を過ごしているんだろう?」と気になって検索した方に向けて、平日の自分の1日を時系列で書いてみようと思います。

結論から書くと、毎日かなり穏やかです。満員電車もないし、犬の散歩や子供との時間も普通に取れるし、自分の時間もそれなりに確保できています。地方+フルリモートの組み合わせは、家族持ちの30代エンジニアにとってはかなり相性が良いと感じています。

ただ、いいことばかりでもないので、しんどい部分や気をつけている点も正直に書きました。これから地方リモートを目指している方の参考になれば嬉しいです。

私の働き方の前提

まず前提として、私の働き方はこんな感じです。

  • 職種: SIerでPHP開発+AWSのインフラ
  • 勤務形態: フルリモート・フルフレックス
  • 勤続: 現職で実務3年目
  • 居住地: 地方(都会と田舎の中間くらいの場所)
  • 家族: 妻、娘、トイプードル1匹

特にありがたいのが、フルフレックスである点です。コアタイムがないので、急に娘の送迎が必要になったときなどはチームに一言入れれば中抜けも問題ありません。「リモートだけど勤務時間はガッチリ固定」という会社もあるみたいなので、ここはかなり恵まれていると思います。

ちなみに妻は今年から主婦をしていて、新しいスキル習得のために勉強中です。なので娘の保育園の送迎は基本的に妻が担当してくれていて、私は自分の時間を仕事と犬と娘に充てやすい状況になっています。

平日の1日タイムライン

ここからが本題です。だいたい毎日こんな流れで過ごしています。

8:20 起床

特に早起きはしません。通勤がない分、ギリギリまで寝ています。 出社していた頃は7時前には起きないと間に合わなかったので、ここの差は本当に大きいです。

8:30 朝食

家族で朝食を取ります。 リモートだと家族と一緒に朝ごはんが食べられるのは普通に幸せポイントです。

9:00 仕事開始(自宅)

朝食を済ませて、自宅の書斎で仕事開始。 始業後はSlackをチェックして、その日のタスクを確認しつつコードを書いたり調べ物をしたりという感じで進めていきます。

ミーティングは1日1〜2回ほどで、まったくない日もあります。集中して開発に向き合える時間が長いのはエンジニアとしてはありがたいです。

12:00 昼休み・犬の散歩

昼休みは犬の散歩タイムです。 昼の散歩は天気が良い日だと結構気持ちが良くて、午前の作業で凝った頭をリセットするのにちょうど良い時間になっています。

これは地味だけどリモートの大きな利点で、出社していた頃は犬の散歩はすべて妻に任せきりでした。今は1日1回ですが、自分が散歩担当できるようになったのは家族としても助かっている部分だと思います。

散歩から帰ってきたら昼食を食べて、ニュースを見たりして少しのんびりします。

13:00 仕事再開

午後の仕事スタート。 基本は午前と同じく、開発・レビュー・調査などを進めていきます。

午前中の集中力をうまく繋げて、午後は重めのタスクに取り組むことが多いです。

17:30 仕事終わり

定時で仕事を終えます。 フルフレックスなので「定時」という概念は厳密にはないのですが、17:30から18:00くらいで切り上げることが多いです。

仕事を終えるとすぐに犬と少し遊びます。仕事中は構ってあげられないので、ここで「お父さん仕事終わったよ」のスキンシップを取ります。

18:00 夕食

家族で夕食。 通勤がない分、家族3人で揃って夕食を食べるのが平日の標準になっています。これは出社が前提だったらまず実現できなかった生活です。

19:00 娘と遊んだり、お風呂に入れたり

夕食後は娘の時間です。 おもちゃで遊んだり、絵本を読んだり、お風呂に入れたりして、最後は寝かしつけまで。

寝かしつけは正直うまくいく日とそうじゃない日があります。すぐ寝てくれる日もあれば、なかなか寝なくてこっちが先に寝落ちしそうになる日も。これは多分どの家庭でもあるあるだと思います。

20:30 自分の時間 / 勉強

娘を寝かしつけた後はようやく自分の時間です。 やっていることはこのあたり。

  • YouTubeやNetflixを観る
  • 筋トレ
  • 技術系の勉強(時間と気力があるとき)
  • ブログ執筆

完全に「ご褒美時間」みたいな感覚で、ここがあるから1日を頑張れているところがあります。リモート+フルフレックスのおかげで、自分の時間が結構しっかり確保できているのは大きいです。

24:00 就寝

夜更かしすぎる日もありますが、だいたい24時くらいには寝るようにしています。 翌朝も8:20までは寝ていられるので、睡眠時間も6時間以上は確保できています。

地方フルリモートで良かったこと

3年ほどフルリモートで働いてみて、特に「これは助かった」と感じている点を書いておきます。

通勤時間がそのまま家族と自分のための時間になる

これが一番大きいです。 通勤往復で2時間使っていたのが丸ごと自分の自由時間になるので、犬の散歩、娘と遊ぶ時間、夜の自分の時間、すべてに余裕が出ます。

「時間が足りない」と感じる場面が、出社時代と比べて明らかに減りました。

東京水準の給与で地方のローコスト生活ができる

これも地方フルリモートの最大のメリットだと思っています。 給与は東京の会社と同水準のままで、住居費は東京と比べると大幅に安いです。スーパーや外食の物価も東京より落ち着いているので、家計のゆとりは結構違ってきます。

休日に温泉やサウナに行ったり、自然の中で家族と過ごせたりするのも地方ならではです。私はサウナと温泉が好きなので、地方暮らしのこの部分は本当にありがたいです。

満員電車とまったく無縁

地味ですが、これは精神的にかなり大きいです。 東京で出社していた頃は、満員電車で職場に着いた時点で1日のエネルギーをかなり削られていた感覚がありました。今はその消耗がゼロなので、仕事のパフォーマンスにもプラスに働いていると感じます。

急な対応に動きやすい

フルフレックスなので、何かあったときにすぐ動けます。 妻が体調を崩したときに代わりに送迎をしたり、娘の急な発熱でお迎えに行ったりも、チームに一言入れれば対応できます。

家族にとっての安心感はかなり大きいと思います。

正直しんどい・気をつけている点

良かった点ばかり書くのもフェアじゃないので、しんどい部分と対策していることも書いておきます。

運動不足になりやすい

これは確実にあります。 通勤がなくなった分、何もしないと1日数百歩しか歩かない日も普通に出てきます。私も最初の頃は明らかに運動不足になっていました。

対策として、犬の散歩を昼休みに入れることと、夜に筋トレを習慣にすることを始めました。これで体感としてはだいぶ改善されました。意識的に体を動かす仕組みを作らないと、リモートはどんどん不健康になります。

飲み会がない分、人間関係は希薄になりがち

リモートだと飲み会や雑談の機会が圧倒的に減るので、同僚との関係性が希薄になりやすい部分はたしかにあります。 これはメリット・デメリット両方あって、個人的にはメリットの方が大きく感じています。

出社して飲み会が多い職場だと、出費もかさむし、夜遅くまで飲んで翌日のパフォーマンスが落ちる、みたいなのも避けられない部分があります。健康面でも正直あまり良くないかなと。

人間関係については、たまにある会社のイベントで顔を合わせるときに、普段の業務ではしないような世間話をして仲良くなったりすることもあるので、そこまで問題には感じていません。完全に分断されているわけではないという感じです。

オンとオフの切り替えが意識的になる

仕事場と家が同じだと、放っておくと「ずっと仕事のことを考えている」状態になりがちです。 私の場合は仕事終わりに犬と遊ぶ時間を入れることで、強制的に頭を切り替えるようにしています。あと作業スペースを家の中で固定して、そこを離れたら仕事のことは考えない、というルールも自分の中で作っています。

これから地方フルリモートを目指す人へ

最後に、これから地方フルリモートを目指している方に向けて、書いておきたいことがあります。

地方と言ってもグラデーションがある

「地方」とまとめて言っても、田舎すぎる場所だと逆に不便な部分が増えてきます。 個人的におすすめなのは、「都会と田舎の中間くらい」のエリアです。具体的には、こんな条件が揃っているとかなり生活しやすいと思います。

  • 大型ショッピングモールが車で行ける範囲にある
  • かかりつけ医にできるクリニックが各科分揃っている
  • 安定したネット回線(光回線)が通っている
  • 駅やバスなどの公共交通もそれなりに使える

完全な田舎まで行ってしまうと、今度は通院や買い物で苦労することになります。 このバランスを取るのが、地方暮らしを続ける上では地味に大事です。

車は必須になることが多い

地方は基本的に車社会なので、維持費としてのコストはどうしても発生します。 ただ、東京の満員電車のストレスと比べたら、個人的には全然デメリットだと思っていません。むしろ車があることで、休日の行動範囲が広がるメリットの方が大きいと感じています。

仕事は「フルリモート+フルフレックス」で探す

リモートと一口に言っても、実態はかなり差があります。 「リモートあり」と書かれていても、実際は週3日出社が必須だったり、コアタイムがガチガチに決まっていたりすると、地方暮らしの恩恵をフルには受けられません。

地方暮らしの良さを最大化するなら、できれば「フルリモート+フルフレックス」の会社を狙うのがおすすめです。求人票だけでは判断しにくい部分なので、面接やカジュアル面談でしっかり確認するのが大事だと思います。

まとめ

地方フルリモートで働くエンジニアの1日を、できるだけリアルに書いてみました。

毎日が穏やかで、家族との時間も自分の時間も取れて、健康にも気を配れる範囲があって、満員電車のストレスもない。「地方+フルリモート+フルフレックス」の組み合わせは、家族持ちの30代エンジニアにとってはかなり相性の良い働き方だと感じています。

もちろん運動不足や人間関係の希薄さなど、しんどい部分もゼロではありません。それでも、出社が前提だった頃と比べて、生活全体の満足度は明らかに上がりました。

これから地方リモートを目指している方、すでにリモートで働いていてイメージが湧かない方の参考になれば嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です